とことん成婚に拘った結婚相談所ブランズ。ブランズ広島サロンの婚活カウンセラーの波田です。
広島では、3年ぶりの「えびす講」が開催されていますね。
コロナになり、密になる状況を避ける為に、広島三大祭りの出店は自粛だったので、久しぶりの出店を見て、テンションが上がりました(*^-^*)
お祭りや人混みの中を歩く時って手を繋ぐキッカケになりませんか?自然と肩もぶつかったり手が触れたり、どんなに初々しいカップルでも手を繋ぐチャンスのように思います。
毎年当たり前に開催されていた、えびす講も3年ぶりに本来の姿をみると、懐かしくも有り、新鮮さも感じました。
コロナで開催できなかったから、気付けた気持ちだなと思い、昨日の夜は屋台を堪能しました。
今回は、コロナによって婚活が上手くいかず、結婚相談所ブランズにご入会いただいた会員様のお話しをさせてください。
Tさま。30代後半女性。仕事と好きなアーティストのLIVEに行くのが大好きな方。
コロナが流行し、人と話す機会が減り、自分時間が増えたけど一人の寂しさも知り、結婚したいと思うようになったと。
コロナ前は、仕事も充実。好きなアーティストのライブに行けるだけ行き、一人で好きなことを自由にする人生を楽しんでいたので結婚という考えがなかったそうです。
だけど、コロナが流行し、大好きなアーティストにも会えず、LIVEも開催されず・・・・。仕事もリモートワークになり人と会話をすることが、どんどん減っていったそうです。
それでも最初は、この時間を有意義に感じ、過ごしていたそうですが、気付いたら3日も喋ってないってことがあり、一人って寂しい。支え合う人が欲しいと思い婚活を始めたそうです。
最初は、マッチングアプリを考えたそうですが怖さもありできず、結局コロナ禍の間、婚活したくても思うように動けなかったと。
コロナが落ち着き、徐々に婚活パーティも開催されているのを知って、ネットで恋工房パーティーを見つけてくださり、参加をしていただきました。
まずは婚活無料相談をご利用いただき、コロナ禍で思うように動けなかったことをお話ししてくださいました。
そして、結婚相談所ブランズへご入会をご決断いただき、2022年4月に活動をスタートされました。
T様の結婚に対して譲れないことは、「自分時間」。一人の時間も作りたいと。
そして、結婚しても好きなアーティストのライブには可能な限り行きたいと。
この趣味を継続するには少々お金もかかるため、結婚後も仕事を続けて家事と家庭を両立させると。この思いを理解してくださる方と出逢うためには、まずはその思いをお話ししないと始まらないので、自分からお見合いの申し込みをして出会う機会を増やせるようにしようと決めました。
ですが待てど暮らせど、お申込みをする様子もなく、届くお申込みもお受けしない。。。
どうしたんだろう・・・・
面談で、ここまでの振り返りをして、どうしてお見合いの機会をつくらなかったのか確認しました。
彼女から出た言葉は・・・・ここ数年、職場で人と会う以外、人と会ったりしていなかったから、初対面の方と会うと考えるだけで、億劫になりなにもできなかったと。
確かに、極力人と関わる機会を減らし、話をする時もマスクをして少し距離をとって話をしていることに、知らず知らず慣れてしまったと私自身も感じたので、Tさまの気持ちは凄く分かりました。
コロナ前は、風邪予防に手洗いとうがい!と聞いてても、しないことも多々あり・・・・。でもコロナになってマスクが必需品になり毎日マスクをするのが当たり前に。暑い日でも外ではマスクを外さず息苦しさに絶える日々・・・・・・
だけどいつしか2年半も経てば、マスクに慣れ、していない人を見るとビックリしてしまうのが日常に。。。
慣れることが普通や当たり前になるのかなとコロナを通じて私は感じました。
だから彼女にも、この話をして慣れることが普通になり、当たり前になるのなら慣れるための行動が必要ではないかと。億劫な気持ちに打ち勝ち、1歩を踏み出す勇気今、一緒にしませんかと。
この言葉に彼女は、何もしないと始まらないと自分に届いたお見合い申し込みをOKされました。
Tさまは、元々どんなに仲のいいご友人でも頻繁に会うのは、しんどいというタイプだったため、ここでお見合いして仮交際して会う回数を増やすことが、すごくハードルが高いと感じたことも、スタートダッシュができない原因でした。
ファーストカウンセリングで、そのことをお聞き出来ていたら、また違ったスタートをご提案できたと私も反省しました。やはり、初対面でなにもかも本音で話すというのは難しい・・・・。
初対面だけであれやこれや決めつけると大きなすれ違いになることも痛感しました。
そこから、Tさまと活動スケジュールの見直しをしました。
お見合いの数に拘らず質を大事にする!
譲れないことは、趣味の継続と自分時間。
自分とペースが合うかを見極めにして活動されました。
活動から2ヶ月が経過し、3人目のお見合い。自分からお申込みして、お相手が受けてくださいました。
この方がTさまの運命のお相手となりました。
お見合い調整もスムーズで直ぐに日程が決まりました。お見合いOK返事をした当日にお見合い日時が確定!
そしてお見合いは6日後。
Tさまはお仕事終わりだと、疲れが顔にでてしまうからお見合いしたくないと最初は言われていました。
だけど、今回は違いました。
いつもと同じ考えでやらないから、何も変化しない。やっていなかった行動をすることで、状況が変わると思ったから
今回は仕事終わりでも調整すると!
その言葉を聞き、ご自身に向き合い、上手くいかない原因を作っていた部分を変える努力をされた行動は、きっといいご縁になると確信しました。
Tさまからのお見合い返事は仮交際希望。お見合いの1時間、とても話が楽しくできたとご連絡がありました。
これまでの方とはあきらかに感触が違うようでした。
仮交際に入っても、これまでとは違う行動を意識して会う回数を増やす努力をされ、お会いする日もお相手に合わせておられました。
合せすぎ、頑張り過ぎていることが心配になった矢先、Tさまから突然交際終了したいと。
どうしてかを聞くと、会う頻度が多く自分時間が取れなくなったことで、リフレッシュができないと。お相手も積極的に誘ってくださり、毎週会う日を提示され、それに合わすのも疲れたと。
会わないことに慣れているからこそ、会うことに慣れるための活動をしたけど、頑張り過ぎたことで、今の状況がしんどくなってしまいました。
確かに、自分時間を大事にしたいTさまがこの1ヶ月、ほぼ毎週1回はお相手と会う行動をされたのは、今までにない経験で、その努力をされたことがスゴイと思いました。
だからこそ、「なぜ」その努力ができたのかも考えてほしいと話をしました。
それは、彼女の趣味を受け止めてくださり、結婚後も継続したいことを認めてくださり、自分時間が大事とのお考えも尊重してくださったから。 受け止めてくれていることが伝わるからこそ、会うまでは億劫に感じても、会えば楽しいと思えるから彼の考えも尊重したいと思って努力できたと。
そこまで思えた人、これまでに出逢いましたか?
これについても、素直に出逢っていないと。
それなのに、ここで終わらせて本当に後悔しませんか?と聞くと、投げやりになっていたと仰られました。
今が辛いと思うのは、彼を嫌いになった。受け止められなくなったわけではなく、状況から辛いと感じておられるので、彼に正直に今のお気持ちをお話ししてみるのが先ではないかなと話をしました。
Tさまは、彼に今の気持ちを正直に話しました。
そしたら彼は、「会いたいを押し付けてしまった」と言ってくれたそうです。
これからは、月に3回は会いたいけど2回にしようと。その言葉を聞いてTさまは、この人を逃してはいけないと感じたそうです。
彼が月3回会いたいと言ってくれるなら、3回は会う。だけど長時間デートは月1回とお二人にとって最適な回数と時間で落ち着きました。
それから1ヶ月後、Tさまはプロポーズされました( *´艸`)
ここでの出逢いは、ご縁を繋ぐには、同じ気持ちでないと始まりせん。だけど、終わらす時は、自分の気持ち次第で終わりにできる。 だからこそ、相手を知る時間を作って、自分が相手に対して気持ちの変化があるかどうかを知れる人ほど成婚が早いです。この行動ができる人はちゃんと自分に向き合っています。
自分のマイナスな部分を知り、向き合うことは心が痛いと思います。痛いと思うからこそ、自分が変われるのだとも私は思います。 お互いの考えを尊重し合うためには、互いの考えを知り受け止めることも必要だと感じます。
それが直ぐできるお相手でなかったとしても、話す機会を増やし知る努力をすることで、運命が変わるように思います。
最初から全部を知ることも理解することもできないからこそ、その努力ができた時、あらたな気付きがあり、成婚への道筋がみえるように、皆様の活動を通じで感じています。
Tさまも入会時、成婚まで2年くらいかかるかな・・・って仰られていましたが、実際は、努力をし自分に向うことを早くにされたことで、ご入会から7ヶ月でご成婚退会となりました。
今できる行動をすれば、きっと気付きがあります。それを活かした婚活してみませんか?