相談所のお見合いは、事前にお見合いの申し込み・申し受け、日程調整を行い、当日は待ち合わせ後、挨拶・自己紹介をして1時間ほど歓談するという流れが基本です。
また、お見合いにはキャンセルや支払いに関するルールのほか、服装などいくつかのマナーがあるので、事前にしっかり確認しておきましょう。
婚相談所におけるお見合いとは
結婚相談所のお見合いでは、結婚相談所のカウンセラーらが仲介人となって、会員同士の出会いをサポートします。なお、お見合い当日は本人たちだけで行うのが一般的です。
知人や親戚が仲介するお見合いと比べると、結婚相談所を介したお見合いには費用が掛かります。しかし、結婚相談所の連盟に所属している相談所なら数万人の会員の中からお見合い相手を探せる点や、婚活のプロであるカウンセラーが相性を踏まえて仲介やアドバイスをしてくれる点が大きな特長です。
婚相談所におけるお見合いの流れ
お見合い当日までの流れ(セッティング)
・お見合いの申し込み・申し受け
登録された会員プロフィールや写真を参考に、お見合いしたい相手を探します。
カウンセラーからの紹介やお相手の検索システム、データマッチングなどで気になるお相手が見つかったら、お見合いを申し込みます。
相手がその申し受けの承諾をすれば、お見合いが成立します。
・お見合いの日程調整
お見合いの日程や場所の調整をします。
本人同士で直接やり取りが必要な場合もありますが、多くの結婚相談所では、日程や場所の調整はカウンセラーが行ってくれます。その場合はカウンセラーに希望を伝えます。
お見合いの場所は、ゆっくり話ができるので、ホテルのラウンジやカフェなどで行うことが多いです。
お見合い当日の流れ
・挨拶、自己紹介
最初はお互いに挨拶、自己紹介をします。
詳しい話は歓談ですればよいので、この場では簡単な自己紹介でOKです。
・歓談
席について飲み物を注文し、歓談タイムに入ります。歓談時間は1時間程度が目安です。
歓談が終了したら、支払いをして退席します。
・結婚相談所に連絡
お見合いが終了したらカウンセラーに連絡を入れます。プレ交際(仮交際)に進みたいという気持ちがあれば、ここで伝えます。
ただし、必ずしもお見合い当日に答えを出さなければいけないわけではないので、少し考えたいという方は、その旨をカウンセラーに伝えてください。
結婚相談所のお見合いのルールやマナー
お見合い成立後の自己都合によるキャンセルはNG
お見合い成立後、自己都合でのキャンセルはマナー違反です。相手の時間を無駄にすることになるので、やむを得ない事情を除いてやめましょう。
なお、お見合い成立後に自己都合でキャンセルする場合はペナルティーとみなされ、違約金がかかる場合もあります。
事前にしっかりプロフィールを読んでおく
プロフィールにすでに書いてあることを質問してしまうと、相手に「この人は自分にあまり興味がないんだな」と思わせてしまうことにもなり、失礼にあたります。必ず、事前にお相手のプロフィールすべてに目を通しておきましょう。
逆に、プロフィールに書いてあることを切り口にして、話題を膨らませられれば好印象にもつながります。例えば、「旅行がお好きだそうですが、最近はどんなところに行かれましたか?」といった感じです。
服装はTPOと清潔感を忘れずに
堅苦しすぎる必要はありませんが、服装は印象を決める大事な要素の一つです。カジュアルすぎる服、露出が多い服などは控え、TPOにあった清潔感のある服装を心がけましょう。
どんな服装がよいのかわからない場合は、カウンセラーに聞けばアドバイスしてもらえます。中には服のコーディネートまでしてお手伝いしてくれる結婚相談所もありますよ。
また服装はもちろん、口臭や体臭、特に衣類から半渇きのような匂いも「清潔感」の面で重要です。自分では気が付きにくいものだからこそ、お見合い前には必ずチェックしておいてください。
遅刻は厳禁
遅刻は相手に「ルーズな性格の人」と悪い印象を与えます。必ず時間に余裕をもって待ち合わせ場所に向かいましょう。
電車やバスが遅れる可能性も考えて行動し、予約をしている場合でも10分前までには到着するようにしましょう。
また、15分以上の遅刻はキャンセル扱いとなり、違約金が発生する結婚相談所もあります。
支払いは結婚相談所のルールに従う
お見合い時のお茶代の支払いは、男性が全額支払う場合と二人で折半する場合があります。この場合、結婚相談所のルールに従うのがマナーです。結婚相談所によって考え方が異なりますので、事前に確認しておきましょう。
また、相手に支払いをしてもらった場合は、ルールだから当然とは思わず、しっかりお礼を伝えましょう。
ブランズのカウンセラーが教えるお見合い成功のポイント!
ブランズで年間約80名を成婚に導いてきたカウンセラーならではの目線で、お見合いを「成立」かつ「成功」させるコツをお教えします。
お見合いを「成立」させるためのポイント
そもそもお見合いをするには、まずお見合いの申し込みを承諾してもらう=「成立」させる必要があります。
・お相手目線で魅力が伝わるプロフィール写真
お見合い成立に大切なのは、婚活されている方の魅力が伝わるプロフィール写真の撮影です。
ブランズでは専属のプロのカメラマンが、あなたの魅力を引き出すためのポージングや表情、また撮影場所にこだわります。100枚以上のカットの中から異性の目線で選びデータベースにアップします。
・ターゲットに合わせてプロフィールを作成する
お見合いを成立させるには、プロフィールの書き方にもコツがあります。
ブランズでは、会いたいと思っているターゲット層からお申込みいただけるように(お見合いを受けてもらいやすいように)、逆算したプロフィールをカウンセラーと作成します。そのためにファーストカウンセリングでは、カウンセラーが理想の結婚相手や結婚生活を、しっかりヒヤリングしています。
お見合いを「成功」させるためのポイント
続いて、お見合いが成功しやすい人ならではのコツをご紹介します。
・お見合いはプロフィール写真と同じイメージで臨む
お見合いで相手によい印象と持ってもらい、成功させるためには、プロフィール写真と同じイメージでお見合いに臨むことです。それはメイク、髪型、服装、雰囲気など、すべてです。
お相手は、プロフィール写真で見た素敵な異性が現れると楽しみにされているはずです。
そのため第一印象で失敗しないためにも、ここでは同じイメージで登場しましょう。
・お見合いでは話し上手よりも聞き上手を心掛ける
話し上手よりも、聞き上手な方がお見合い成功につながりやすいです。
緊張しているからといって自分の話ばかりしている人よりも、話を聞いてくれる人の方が「この人は自分に関心を持ってくれている」とお相手の好印象につながります。7割話を聞いて、3割話す程度の配分でお見合いすると、聞き上手に思われます。
・お見合い段階の会話は踏み込みすぎない
お見合いの場では、お相手に対する条件など、いきなり踏み込んだ会話を避け、当たり障りのない相手のお人柄を確認できる程度の会話にとどめるのも、失敗しない秘訣です。
まだ好きでもない相手から、最初に条件を突き付けられたら、あなたならどうしますか?きっとお見合いの結果はお断りのはずです。ですが、実は知らず知らずのうちにやっている方は本当に多いのです。
そういった話は、プレ交際(仮交際)に発展して、仲良くなってから徐々にお話しすることをおすすめします。